2016年6月7日火曜日

作並温泉旅行記録

ゆづくしSalon一の坊に行ってきた。日帰り入浴で既に3回訪れているが、やはり仙台近郊では抜群に良い温泉宿である。仙台の奥座敷というと全国的には秋保温泉の方が有名であるが、昭和の香りが漂う時代遅れの温泉宿が多く、装飾が豪華なだけで質はイマイチという印象を受ける。作並温泉は秋保温泉の10分の1程度の小規模な温泉地であるが、開発が進まなかったことで緑豊かな景観を維持している。特に一の坊は和モダンな雰囲気のある温泉宿で、シンプルながらも洗練された空間を提供している。

一の坊の魅力は何といっても露天風呂である。3種類の露天風呂があるが、最奥に位置する広瀬川源流露天風呂がおすすめである。目の前が広瀬川の渓流となっており、この時期は新緑に包まれて爽やかな気分で湯に浸かることができる。泉質こそ無色透明であるが、蔵王大露天風呂に並ぶ雰囲気の良さ。秋は紅葉、冬は雪を楽しむことができる。午前が男性、午後が女性専用となっているため、訪問時は注意が必要である。広瀬川源流露天風呂に比べると地味だが、鹿のぞきの寝湯も落ち着いた雰囲気を楽しめる良い露天風呂である。露天風呂に行くまでの廊下も情緒があって良い。




一の坊の特色は名前の通り、普通の温泉宿にはないサロンを備えていることである。綺麗な内装が施されたサロンでは、作並の山々を眺めながら落ち着いた時間を過ごすことができる。紅茶、コーヒー、フレーバーウォーターといったドリンク、お菓子、アイスキャンディーが無料で提供されているのも嬉しい。サロンは日帰り入浴でも使用できるため、このサロンで一日過ごす休日というのも悪くない。日帰り入浴は休日1800円、平日1300円と高めの料金設定だが、サロンで過ごす時間も考えれば割に合った金額と思われる。

作並温泉はアクセスの良さもポイントの一つである。仙台都心から国道48号線をひたすら西に進むだけで到着するため、距離の割に車で50分程度と時間はかからない。途中に鳳鳴四十八滝、ニッカの宮城峡蒸留所といった見所があるため、途中で寄ってみるのも良いかもしれない。蒸留所はNHKの連続テレビ小説マッサンの影響で観光客が増えているようである。


一の坊は作並温泉の他に蔵王と松島でも温泉宿を展開している。蔵王の「温泉山荘だいこんの花」、「ゆと森倶楽部」は森林に囲まれた温泉宿で作並と似た雰囲気。次は御釜の観光も兼ねて、蔵王に泊まりたい。「松島一の坊」は日本三景の松島湾を一望できることが特徴で、伊豆の赤沢温泉ホテルと並ぶ海の露天風呂がある。松島に泊まる機会があるときは、こちらも行ってみたい。

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