2016年3月7日月曜日

文系でも取れる電気の資格Part2 第二種電気工事士

2015年版 第二種電気工事士技能試験 公表問題の合格解答

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電気工事士は電気工事を行うために必要な国家資格である。例えば、分電盤の改修工事やコンセントの取り付け工事を行うために、電気工事士の資格が必要となる。電気工事士には第二種と第一種があり、第二種電気工事士は低圧のみ、第一種電気工事士は低圧と高圧の両方について電気工事を行うことができる。電気工事会社の社員に必須の資格であるが、電力会社やハウスメーカーの社員など電気工事と関わりのある仕事に就く人であれば勉強して損はない資格である。

電気工事士の試験は筆記と技能から成る。筆記試験の科目は電気に関する基礎理論、配電理論及び配線設計、電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具、電気工事の施工方法、一般用電気工作物の検査方法、配線図、一般用電気工作物の保安に関する法令である。工業高校で勉強するような内容であり、敬遠してしまう文系の人も多いかもしれない。しかし、暗記問題が中心であるため文系でも取り組みやすい内容となっている。試験は択一問題で正答率60%程度で合格できるため、参考書を読むだけで筆記試験は突破できるだろう。個人的に電気は物理の中でも苦手な分野であるため、理解するのに参考書を2周せざるをえなかったが、それでも筆記試験の対策は30時間程度で足りるものだった。

筆記試験をクリアすると待ち受けているのは技能試験である。これは配線図で与えられた問題の作品を、工具や電線を用いて実際に作成してみるというものである。工具を触ったこともない文系の人にはハードルが高いように感じられるかもしれないが、実は技能試験の問題は事前に公表された13問の内から1問が出題されるという仕組みになっている。つまり十分に練習しておけば確実に合格ができるというわけである。電気工事士の技能試験用に工具と材料をセットで販売している会社があり、13問のつくりかた全てが記載された参考書も出版されているため、独学で対策することも可能である。

下の写真のような作品を合計13個も作成した。簡単そうに見えて、電線の被覆を剥離するのに時間がかかったり、電線の長さを細かく測ってカットしないと上手く作成できなかったりと意外に時間がかかる。つくりかたを覚えながら作品を一つ作るのに2時間はかかると考えた方が良いだろう。本番の試験では配線図しか配られないため、配線図を実物に置き換えるスキルも必要になる。そのため技能試験の対策にも30時間程度かかったように思う。筆記と技能合わせて60時間程要する試験であるが、文系でも勉強すれば確実に取得できる資格となっている。

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