2015年12月27日日曜日

ごちうさメンバーを国に例えるなら

ごちうさメンバーは国に例えるのが簡単で、国がモチーフになっているのではないかと思われるくらいである。まず、主人公のココアはアメリカ合衆国である。明るく社交的で気持ちをストレートに表現する性格はアメリカ人そのものである。ココアはチノを妹のように溺愛しているが、四兄妹の末っ子という生い立ちが妹好きの性格につながっている。アメリカ合衆国も18世紀に誕生した歴史の新しい国であり、今ではイギリスの庇護者としてお姉さん的存在になっている。ココアの実家はパン屋であり、ココアは小麦粉のような匂いがすると千夜に評されているが、これも農業大国で小麦の生産量が多いアメリカ合衆国のイメージと共通している。ココアは将来の夢として、パン屋、バリスタ、小説家などを挙げているが、その中の一つに弁護士というのがある。兄の影響で弁護士に憧れを抱いているらしいが、弁護士といえば司法の力が強いアメリカ合衆国の代表的な職業でもある。ちなみにココアの原料であるカカオもアメリカ大陸原産である。

もう一人の主人公であるチノはイギリスに例えられる。礼儀正しいがシャイで気持ちを素直に伝えられない性格はイギリス人と良く似合ている。イギリスとアメリカ合衆国は姉妹国の関係にあり、これもココアとの関係に一致する。チノの趣味であるチェス、ボトルシップ、パズルはいかにもインドアなイギリス人が好みそうである。チノは家業の喫茶店を継いでバリスタになることを志しているが、これも伝統を重んじるイギリス人のようである。ごちうさはイギリスの児童小説である不思議の国のアリスをエッセンスとして取り入れており、そのエッセンスは主にチノに振り向けられている。

軍人に憧れを抱くリゼは歴史的に軍事国家としてのイメージが強いドイツが似合う。文武両道の秀才で、真面目かつ頑固な性格もドイツ人と同じである。ヨーロッパ人の間ではドイツ女性はワイルドで男勝りなイメージがあるらしく、これもリゼと共通する点である。リゼは豪邸に暮らすお嬢様としての一面も持っており、ヨーロッパ一の富裕国であるドイツが意識されているような気がする。ちなみにラビットハウスのメンバーを国に例えると、アメリカ合衆国、イギリス、ドイツといずれもゲルマン系の国家になった。

千夜は名前が一人だけ漢字であることからも明らかに日本である。和風喫茶甘兎庵の看板娘であるため基本的に和服を着ており、黒髪の大和撫子といった雰囲気はこれでもかと言うくらい日本っぽさが意識されている。人の影響を受けやすいところ、オカルトや噂話の類が大好きなところも日本人という感じがする。おっとりした性格の千夜は明るく社交的なココアと仲が良く、日本とアメリカ合衆国の関係に似ている。チノと同じく家業の喫茶店を継ぐことを志しており、これも伝統を重んじる日本人のようである。

最後にシャロはフランスである。クールで少し気取ったところのある性格はフランス人に似ていて、お嬢様っぽい華やかな雰囲気もブルボン朝時代の豪華なヴェルサイユ宮殿や洗練されたパリの街が似合いそう。華やかなイメージとは違って実は貧乏なところも、パリの他には農村しかなく、商業でイギリスに負け、工業でドイツに負けたフランスと重なる部分がある。チノのラビットハウスが英語であるのに対して、シャロが働く喫茶店フルール・ド・ラパンもフランス語である。年下であるチノを例外としてシャロはスレンダーなスタイルであることが特徴であるが、実はフランス人も欧米の中ではスレンダーなスタイルで有名である。アメリカ合衆国やイギリスでは3人に1人が肥満であると言われるが、フランスでは10人に1人もいない。

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