2015年10月24日土曜日

原作から予想する冴えカノ2期の構成

富士見書房の11月新刊欄に「冴えない彼女の育てかた9」の表示が…!冴えない彼女の育てかた9巻は11月20日発売で、9巻の表紙は小学生時代の英梨々となる予定。8巻は加藤と英梨々の関係がギクシャクする中、倫也が仲直りの場を設けることに成功したが、ラストでフィールズ・クロニクルのPV配信を見た加藤が英梨々との距離感を再び感じてしまったところで終わった。表紙を見る限りだと9巻の主役は英梨々で、英梨々の過去についても語られそうな気配。冴えない彼女の育てかた8巻 感想で予想したように、8巻でサークルを立て直したところで、いよいよ9巻は倫也、加藤、英梨々の三角関係が始まりそう。やはり第2部から加藤と英梨々のダブルヒロイン体制に本格的に入ったと考えられ、そうするとストーリーの連続性から考えて、アニメ2期は5巻~7巻とGirs Sideで構成されそう。以下、アニメ2期の構成を予想。

1話~3話
1期ラストで美智留が音楽担当として加入し、メンバーの揃った同人ゲームサークルblessing softwareは冬コミに向けて本格始動する。まずは詩羽先輩がシナリオを完成させるが、密かに第二のシナリオ(瑠璃ルート)を作成していた。自分とキャラ設定の似た瑠璃ルートを倫也に突き付け、巡璃ルートと瑠璃ルートのどちらのシナリオを採用するのか迫る。

一方、倫也がライバル視する伊織の同人サークルrouge en rougeもblessing softwareと同じく伝奇ゲームを製作することが判明。さらにrouge en rougeのイラストは出海が担当することとなり、英梨々と出海の対決が早くも冬コミで実現することとなった。伊織から詩羽先輩のシナリオではrouge en rougeに勝てないと宣戦布告を受け、倫也はどちらのシナリオを選ぶべきか悩むことになる。悩む倫也に対して、加藤は詩羽先輩が書き上げた二つのシナリオを一度ゲームにしてみることを勧める。

加藤の協力を得て倫也は試作品を完成させるが、小説家である詩羽先輩のシナリオはゲームとしてプレイするには致命的な欠陥を抱えていることが判明する。小説とゲームシナリオの違いを認識した倫也は詩羽先輩に問題点を告げ、論戦の末に詩羽先輩も自分のシナリオの問題点を認める。倫也は詩羽先輩と共に連日の徹夜に及ぶ修正作業を行い、二つのシナリオをゲームに組み込むだけではなく、自らが望む第三のシナリオの執筆まで手掛けることになる。シナリオを完成させた倫也はシナリオライターとしてクリエイターの仲間入りを果たす。

4話~6話
シナリオの完成に続いて、美智留の音楽も完成。美智留が製作したエンディング曲は英梨々と詩羽先輩も黙らざるを得ない素晴らしい出来であった。そして次はイラストを担当する英梨々のターンであるが、シナリオの完成が遅れた上に分量が増加したことで英梨々は重い負担を抱えることになる。イラストに集中するため那須の別荘に籠る英梨々は最初こそ倫也と連絡を取っていたものの、途中からスランプに陥って遂に倫也との連絡も途絶えてしまう。

締切を間近に控え、極限状態でイラストと向き合った英梨々は才能の殻を破ることに成功する。描画手法を一新させた英梨々は後に倫也も認めることになる凄いイラストを仕上げる。しかし、英梨々は倫也にイラストを送る前に病気で倒れてしまう。伊織の助けを得て英梨々の別荘に向かった倫也は倒れている英梨々を発見する。作品納入の締切が近づく中、倫也は英梨々の看病を優先して冬コミ参加を諦める。

作品納入に間に合わなかったことを知った英梨々は憤慨するが、倫也から才能を認めてもらったことに素直に喜びを見せる。英梨々の看病をしていた倫也も風邪に倒れ、倫也と英梨々はクリスマスを二人きりで別荘で過ごすことになる。倫也は英梨々が自分にとって特別な存在であることを認め、二人は八年ぶりに仲直りを果たす。

7話~9話
blessing softwareは出店規模こそ大幅に縮小させたものの、何とか冬コミでcherry blessingを頒布することに漕ぎ着ける。詩羽先輩のシナリオと英梨々のイラストが話題となり、高い評価を得たcherry blessingは委託販売において大成功を収める。一方、英梨々が倒れたときに倫也から何も相談をしてもらえなかったことで、加藤は倫也と距離を置くようになる。

加藤は冬コミを最後にサークルに顔を出さなくなっていた。英梨々は倫也と再び仲良くなれたことに嬉しさを感じる一方、現状に満足してしまったことで、倫也と一緒にいると最早クリエイターとして成長できないことに気付いてしまった。さらに詩羽先輩の卒業を控え、冬コミが終わった後のblessing softwareはギクシャクした雰囲気に包まれていた。加藤のことを気がかりに思う倫也は街で偶然加藤を見かけ、サークルのミーティングに誘うメールを加藤に送る。そこで倫也が目にしたのは三十分以上も倫也からのメールを見つめている加藤の姿であった。

加藤との仲直りを目指す倫也は加藤をメインヒロインにしたゲームをもう一度つくることを決心し、新作「冴えない彼女の育てかた(仮)」の企画書を書き上げる。倫也は強引に加藤を視聴覚室に連れ込み、新しい企画のプレゼンを披露する。英梨々と仲良くしていることに加藤は腹を立てているのではないかという倫也の勘違いは見事に否定されることになるが、倫也は加藤がどれだけサークルを大切に思っていたのか知ることになる。ようやく加藤と仲直りを果たした倫也だが、詩羽先輩から驚愕の告白を突き付けられることになる。それは英梨々と詩羽先輩のサークル脱退であった。

10話~12話
英梨々と詩羽先輩の出会いについて語られる。恋するメトロノームをきっかけに詩羽先輩は倫也と仲を深めるが、図書室で仲睦まじくする二人を見て快く思わない英梨々であった。しかし、英梨々も恋するメトロノームを読んで、霞詩子のファンになってしまう。一方、詩羽先輩もインターネットで見付けた柏木エリのイラストに魅了され、美術部のエースである英梨々が柏木エリであることに気付いてしまう。倫也を巡っては仲の悪い二人であるが、クリエイターとしては互いを尊敬して認め合う間柄となっていた。

大物クリエイター紅坂朱音はcherry blessingで見せた英梨々の才能に目を付けて、詩羽先輩と合わせてblessing softwareからの引き抜きを図る。英梨々と詩羽先輩は当初こそオファーを断るつもりであったが、紅坂朱音と対面してその凄まじい才能に惹きつけられてしまう。紅坂朱音からビッグプロジェクトに誘われた英梨々はクリエイターとして成長するため、倫也から離れてサークルを脱退することを決める。英梨々の才能に惹かれる詩羽先輩も英梨々と共にサークルを脱退することを決め、二人は紅坂朱音に立ち向かっていく。

二人のサークル脱退を知って茫然自失となった倫也は引きこもる。一方、親友だと思っていた英梨々のサークル離脱にショックを受けた加藤は英梨々の家を訪れるが、英梨々のサークル脱退を理解できないまま二人の関係は断絶してしまう。倫也は二人のサークル脱退に心の整理をできないでいたが、1年前と同じ桜の舞う坂道で加藤と再会し、倫也は加藤をもう一度メインヒロインにすべく再びサークルを立ち上げることを決める。大阪に出発する英梨々と詩羽先輩を見送りに来た倫也はblessing softwareを大きなサークルに育て上げて、いつか紅坂朱音から二人を奪い返すことを宣言する。英梨々は倫也と加藤、二人の思い出として加藤が選んだ倫也のメガネを貰い、詩羽先輩は倫也のファーストキスを奪う。詩羽先輩からシナリオライターとしての才能を認められた倫也は自身でクリエイターの道を進むことを決意する。新学期、倫也と加藤は新入生として入学した出海と出会う。新生blessing softwareの幕開けである。

以上がアニメ2期の構成予想である。Girls Sideは本編の補足という位置づけであるが、本筋に大きく関わっているのでアニメにも取り入れられるのではないかと予想した。1期はメインヒロインの加藤と負け組ヒロインの英梨々と詩羽先輩という構図ができていたが、原作6巻を境に英梨々はヒロインとして急成長を遂げ、加藤と英梨々のダブルヒロイン体制が構築されていく。倫也も英梨々に特別な感情を抱いていることが示唆されており、英梨々の物語における立ち位置が1期とは大きく変わってくることだろう。

英梨々は恋愛か仕事かという究極の選択を迫られ、最終的に仕事を選ぶことになる。そして詩羽先輩もクリエイターとしての決断を迫られる。ただの萌え作品ではない、クリエイターの生き様を見せつけられるシリアスな展開が待っている。さらに倫也と加藤の関係が冷え込んだり、親友であったはずの加藤と英梨々は仲違いをすることになり、後半はシリアス展開が続くことになる。あざといまでのキャラクターの魅力は間違いなく冴えカノの長所であるが、キャラ萌えだけが冴えカノではない。加藤とのすれ違い、英梨々と詩羽先輩のサークル脱退、こうしたシリアス展開こそ丸戸史明の真骨頂であり、上手くアニメ化できたら間違いなく1期を超える神作品になると思う。

また、英梨々が活躍することで出番の減る加藤だが、2期の加藤は1期よりも存在感が増すことになるだろう。倫也と加藤の仲直りのシーンは感動必至であり、加藤が人並み外れて付き合いが良いだけの、ただのフラットな女の子ではないことが明らかになる。1期の加藤は何となく浮世離れした印象があったが、2期ではリアルな女の子の姿が描かれることになるだろう。

冴えカノ1巻~7巻までの軌跡(神MAD)
【MAD】introductory chapter【冴えカノ】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm26592564

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